管理人SSが過去に所有したクルマ
1  台  目                  2  台  目

1 台 目 の ク ル マ
車  名 型式 グレード ミッション 前席シートタイプ
日産ブルーバード
4ドアセダン
910前期型 SSSターボX ニッサンマチック
フロアタイプ(3AT)
セパレートシート
年式 エンジン 馬力 トルク
S56 アイボリー Z18ET 135ps(グロス) 20.0kgm(グロス)
主 な 装 備
エアコン/4スピーカーシステムコンポ/リヤパワーアンテナ/電動リモコンミラー/
パワーステアリング/パワーウインドウ/フロントスポットライト/後席センターアームレスト/
音声式ライト消し忘れ警報/無段調整式間欠ワイパー/バニティミラー/
合わせボカシフロントガラス/インパネ照度調整/ヒューズチェッカー
管理人SSが初めて所有したのが、この910型ブルーバードターボだった。当時ターボエンジンにあこがれていて、本当は6気筒のL20ET型エンジンを搭載したクルマが欲しかったが、中古車でもまだ高かったし燃費も悪いということで、結局4気筒エンジンのブルーバードに落ち着いたのである。ターボXというのは上から2番目のグレードだったので、一応フル装備でいろいろなものが付いていた。とくに、女性の合成音声で「ライトを消してください」と警告してくれる、世界初のボイスワーニングがおもしろい装備だった。パワーウインドウは、ATシフトレバーの後ろに4席分の集中スイッチがあり、運転席側のドアにはオート機構のスイッチのみが付いているという、当時のスカイラインやローレルなどの日産車によく見られたタイプだった。
動力性能は日産初期のターボ車そのもので、低速の加速がきわめてトロく、30kmを超えたあたりからいきなり目覚めるというもので、低速以外の動力性能に不満はなかった。しかし、Z型というのはこの時点で旧世代のエンジンであり、全速度域でつねにガサツな印象を受けるのと、3速ATゆえの高速時の騒音と振動が欠点だった。よく考えてみたら、SSが所有した歴代の車の中で、このクルマは唯一のガソリンエンジン車である。
最高機種のXGになると、さらに集中ドアロックやドライブコンピューター,8スピーカー録音機能付きコンポなどが追加装備されていた。集中ドアロックがないのは非常に不便だったが、それ以外の装備はとくに必要とは思わなかった。とくに、録音機能とマイクまで付いたカセットステレオは重宝した方がいらっしゃるのだろうか?確かに同じようなものは同時期のトヨタ車などにもあったが、クルマの車内で何を録音するのか、SSにははなはだ疑問である(笑)。
画像:SS所有車910ブルーバード,フロント画像:SS所有車910ブルーバード,リヤ ←SSがはじめて所有したクルマ・・・910ブルーバードSSS4ドアセダンターボX。このクルマについてはいろいろといじくったため、時代によって外観に差があるが、この画像は手放す直前のもので、トランクリッドに当時流行していた自動車電話用アンテナのダミーを取り付けたり、バンパーに色を塗ってカラード化したりと、晩年にはハイソカーっぽい雰囲気??となっていた。

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2 台 目 の ク ル マ
車  名 型式 グレード ミッション 前席シートタイプ
日産セドリック
4ドアハードトップ
430後期型 280D VX-6 ニッサンマチック
フロアタイプ(3AT)
セパレートシート
年式 エンジン 馬力 トルク
S56 アイボリー LD28 91ps(グロス) 17.3kgm(グロス)
主 な 装 備
標準装備=AM・FMマルチ電子チューナーラジオ/カセットステレオ/4スピーカー/エアコン/
車速検知式オート集中ドアロック/ワンタッチパワーウインドゥ/後席ラジオフルコントロール/
オーバーヘッドコンソール/後席パーソナルランプ/ハロゲンヘッドランプ/エントリーライト/
交換されたと思われる部品
前後バンパー/サイドモール/フードトップオーナメント
/フェンダーミラー/サイドウィンカーカバー/ホイール
管理人SSは、子どものころから父が大きいクルマ(セドリック)を乗り継ぎ、それに乗せられた影響もあってとにかく大きく立派に見えるクルマが好きだった。その点、自動車免許取得後はじめてのクルマとして購入した「910型ブルーバード」はボクシーなスタイルで決して貧弱ではなかったものの、ボディサイズについては満足できなかった。だから、ブルーバードより加速が遅かろうと年式が古かろうと、とにかく大きなクルマが欲しくなった。そして、父が以前に乗っていて超お気に入りだった「430型セドリック」の雰囲気が忘れられず、中古車市場でも安くなっていたので購入することにした。
本当は父と同じL20ETのターボ車が欲しかったが、この時点でもかなり古いクルマだったため寿命の短いターボは断念した。また、L28Eは理想的だが負担が大きすぎるし、ノーマルのL20Eでは燃費の割に性能が穏やかそう?なので、一時期各方面から絶賛されSSも興味があったLD28搭載車が第一候補だった。ディーゼルエンジンだったら古くても長持ちしそうだし、燃費も気にせずに走れるという利点もあったのだ。
そして、カーセンサーを買ってきて探していたところ、ちょうど家から近い中古車店に後期型でLD28としては最高グレードの4ドアハードトップVX-6があり、よく見れば280Eブロアム仕様なのでビックリ!!さっそく中古車店に駆けつけたのは言うまでもない。機関は良好そうだったし、色は望み通りのホワイトだし、何よりそのルックスにひと目惚れ〜・・・ということで即決した。新車登録年が910ブルーバードより古くはないもののわずか半年程度しか新しくないことと、ボディ各所に多少の錆が見受けられたこと、3速ATという点などが残念だったものの、SSが430セドリック史上もっとも好きなスタイルのクルマに乗れるということで、これらの不満点には目をつぶることにした。
それにしても、このクルマを改造した前のオーナーはよくぞここまでやったものである。ホイールの社外アルミ化以外で交換したと思われる部品は、前後バンパー・サイドモールのすべて・フードトップオーナメント・フェンダーミラー・サイドウィンカーカバーにまで及び、当時ガソリン車の、とくにターボブロアムなどではこういった改造をしている例がよく見られたが、ディーゼル車ではきわめてめずらしいのではないだろうか?まあ、どんなに280Eブロアムに成りすまそうとしても、ディーゼル独特のエンジン音とおびただしいばかりの黒煙により一発でその正体がバレるが・・・(笑)。
とにかく、このクルマの購入によりブルーバードでは味わえなかった大きさと、むしろ立派すぎるくらいのスタイルのクルマを所有することができたが、はじめて乗ってみてその性能にもかなり驚かされた。ディーゼルというと、父が乗っていた「330型セドリック」のSD20のイメージがあったので期待はしていなかったが、ATながら出足の力強さは相当なもので、L20ETのターボ車やブルーバードのZ18ETターボのAT車を大きく凌ぐ印象だった。もちろん、絶対的な加速性能では前車の910ブルーバードターボより劣るものの、100キロ前後での加速も結構鋭く高速への進入や追い越しなどでもそれほどストレスを感じなかったものである。
MTでもどうしようもなく鈍重だったSD20の性能を思えばまさに月とスッポンで、技術の進歩を大いに感じることができた。進歩していないのは排気ガスで、SSの430は古かったせいもあるがとくに上り坂では黒煙がひどく、後のクルマが離れて走るほどだった。しかし、結局このクルマには2年半ほど乗ったがエンジンを含めてその他のトラブルは皆無で、最後まで機関良好で走り続けてくれた。
画像:SS所有車430セドリック,フロントサイド画像:SS所有車430セドリック,フロント画像:SS所有車430セドリック,リヤ
↑SSが2台目として所有した「430セドリック280D−VX6」のエクステリア。徹底して280Eブロアム仕様となっており、エンジン停止の状態ではとてもディーゼル車とは思えない。しかし排気ガス排出口の形状の違いにより、エンジン停止の状態でも詳しい人にはディーゼル車であることがわかってしまうが・・・
画像:SS所有車430セドリック,サイドピラーレス←今の時代では考えられないピラーレスの4ドアハードトップ。これで側面衝突の安全性を確保するのは大変なことだろう。前席のシートベルトは一応3点式で、ピラーレス車独特の方式だった。
画像:SS所有車430セドリック,インパネ←430セドリックのインパネ。VX-6は、ガソリン車のSGLと同等のグレードで、かなり上級の部類である。電子チューナーラジオやカセットステレオ,ダイヤル式のフロントエアコン、リヤ席のラジオフルコントロールなどは標準で装備されていた。しかし、父が乗っていたブロアムではさらにドルビー・クロームテープ対応のカセットデッキ+TVチューナー+6スピーカーステレオやデュアルオートエアコン,運転席パワーシートなどが装備されていただけに、やや物足りない印象だった。
画像:SS所有車430セドリック,メーター類←計器類の拡大画像。ハードトップ全車には油圧計と電圧計が装備され、全部で6つの指針メーターがあった。しかしそれもこの430型まで・・・次世代のY30型からは4指針メーターとなってしまう。通常は8000回転まで刻まれているタコメーターもディーゼル車のため6000回転までしかなく、レッドゾーンも4500回転からときわめて低い。これがディーゼル車である何よりの証拠!

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