イラスト:3500更新縮小図 タイトル:最近の出来事
京成メモリアル>「最近の京成電鉄」で掲載した記事を、古いものから順にこちらのページに移動します。

:平成14年10月中旬  京成3611F芝山色へ
 京成3600形3611Fが芝山鉄道向けへの変更を受けた。外観ではこれまでのブルー帯のグリーン化と、前面上部に「SR」シンボルマーク貼り付け、側面に「芝山鉄道」社名板貼り付けなどとなっている。なお、この編成は8両のため、芝山鉄道開業後も朝と夕方以降以外は自社線内に入らず、ほとんどが京成線内での運用になると思われる。 (平成14年10月25日 記)


:平成14年9月13日  10月12日ダイヤ改正公式発表
 今回はかなり大胆に変わることが予想され、以前よりいろいろな情報が飛び交っていた京成のダイヤ改正であるが、ようやく京成HPにて公式発表があった。
 今回の改正の目玉は次の通りである。

 このうち通勤特急については以前存在した通勤特急とは異なった形での復活となる。朝ラッシュ時上りは、これまでの上野方面への急行が本来ならばすべて快速へ変更となるところ、より速達性を高めるために勝田台以西で特急と同じ停車駅とした種別と思われる。これにより、かなり時間がかかっていた朝ラッシュ時の上野・日暮里への利便性が大幅に向上する。また、夜間の通勤特急は西馬込始発となり、これまで夕ラッシュ時から夜間最終まで設定されていた西馬込始発の特急のうち、最終列車とその前5本を通勤特急に変更するものと思われる。これにより、現在遅い時間の特急になると八千代台で普通(急行)に接続しないため、勝田台以東の特急通過駅を利用する場合やや不便だったが、それが乗りかえなしで解消されることになる。
 快速は基本的にこれまでの急行と考えていいが、谷津・市川真間・国府台,上野線の堀切菖蒲園・千住大橋・町屋(青砥〜日暮里間無停車),押上線の立石・曳舟(青砥〜押上間無停車)が通過となり、急行よりも速達性のある種別となる。また、日中の快速は20分毎すべての列車が羽田空港発着となる。このうち2本に1本の割合で都営浅草線内を急行運転し、快速の前に飛行機マークが付く(呼称は快速のまま)。また、朝ラッシュ時上り(一部は前述の通勤特急)と夕ラッシュ時以降下りは、これまでの急行同様上野発着となり、とくに平日夕方ラッシュ時の上野からの下りは、これまでの急行に比べ所要時間が短縮されるものと思われる。
 そのほか、日中の特急を上野〜成田空港間で20分毎とし、(飛)特急が廃止されるほか、特急の8両編成化がさらに進められる。また、北総・公団線関連では、平日夜間の下り直通急行列車のうち3本を京成線内でも「急行」運転し、都心〜北総・公団線内間の所要時分短縮を図る。
 新ダイヤの時刻表が発売されていないのでより詳しいことはまだわからないが、今回発表された内容を見る限りではなかなかよく考えられた大掛かりなダイヤ改正となりそうである。
 
京成HPの発表記事は http://www.keisei.co.jp/keisei/kouhou/news/14-049/index.htm (平成14年9月14日記)


:平成14年7月6日   京成公式ホームページが再度リニューアル
 京成公式サイトのトップページがリニューアルされた。4月19日にリニューアルされたばかりであるが、それはワールドカップ2002開催による一時的なものだったと思われる。今回は、当然のことながらサッカー関連の情報が削除されたほか、デザインが大幅に変更されている。アドレスは http://www.keisei.co.jp/ (平成14年7月8日 記)


:平成14年7月3日  芝山鉄道で試運転車両初走行
 
今年の10月27日に開業予定の芝山鉄道で、はじめて車両の走行試験が行なわれた。平成10年に開始された軌道や架線等の工事は6月中に終わり、このたび車両を走行させての施設検査に至ったものである。はじめて入線した車両は京成3641編成8連で、運行番号は「S13」表示であった。ちなみに芝山鉄道とは、京成電鉄東成田駅から芝山千代田駅までの2.2kmを結ぶ鉄道で、今後は9月中旬まで運行を委託する京成の乗務員による訓練が実施され、10月の開業に備えるということである。
(平成14年7月7日 記)


:平成14年5月24日  平成14年度事業計画発表
 
京成から平成14年度の事業計画が発表された。それによると、車両関係では
通勤車両8両編成1本,6両編成4本の増備が計画されている。平成13年度に6両編成2本の増備が中止になっているだけに、今年度は6両編成の増強が中心となっている模様である。これらの車両は新型車両ではなく3700形の増備車だと思われるが、だとするとそのうちの2本が3900番台で登場することとなる。また、AE100形スカイライナー3編成の客室内更新が引き続き施工される。それ以外では、10月に開業する芝山鉄道との直通運転,平成15年春に開通する営団半蔵門線押上延長に伴う駅構内の連絡設備の整備などが発表された。
詳細は http://www.keisei.co.jp/keisei/kouhou/news/14-018/index.htm
 (平成14年5月25日 記)


:平成14年4月19日   京成公式ホームページがリニューアル
 京成公式サイトのトップページがリニューアルされた。全体的なデザインが変更されているほか、「2002年サッカー応援サイト」や、京成沿線のいろいろな情報を提供する「ヤミィ!」というページが追加されている。また、「BMK(ベストマナー向上)推進運動」春の強調月間の期間中(4月16日〜5月15日)には、お客様ご意見・ご要望箱も設置されている。アドレスは http://www.keisei.co.jp/ (平成14年4月20日 記)


:平成14年3月22日   3700形3861Fが営業運転を開始
 平成13年度増備分の3700形3861〜3868が営業運転を開始した。平成13年度の計画では、3700形8両編成1本と6両編成2本の増備が発表されており、8両編成についてはすでに平成13年8月に新造されているので、本来ならば6両編成の3861F、及び3871Fが増備されるはずだったが、どういうわけか3861Fは8両編成で登場している。その理由や、平成13年度中に3871Fが増備されるかどうかについては不明であるが、いずれにしても当初の計画とは異なった増備が行なわれるというのは、きわめてめずらしいことと思われる。(平成14年3月25日 記)


:平成14年1月上旬   北総7000形が京成本線成田方面を走行
 北総開発鉄道の車両が定期検査などのため京成宗吾車庫に回送されることはめずらしいことではないが、平成14年1月10日に京成線成田方面を走行中の北総車両を偶然にも撮影することができた。撮影は1月10日15:03ごろにユーカリが丘〜臼井間で行ったもので、車両は7000形7005編成,種別幕は「回送」・運行番号は「89N」表示であった。(平成14年1月11日 記)

画像:北総7005ユーカリが丘〜臼井 京成本線ユーカリが丘〜臼井間の上り線を走行中の北総7005編成。自社線に戻るため、高砂に向かっているところだと思われる。

:平成13年11月21日   AE100形スカイライナー車内更新の概要発表
 現在、京成ではスカイライナー専用車両として活躍しているAE100形の客室設備と内装の全面リニューアル工事を、宗吾車庫内の京成車両工業にて施工中だが、このたびその概要が発表された。これまで暖色系で統一されていた車内であるが、リニューアルによってシート表地やカーテンがブルー系となり、さわやかなイメージが演出される。さらに、4号車にはおむつ替えシートと自動扉を備えた車椅子対応トイレが設置されるほか、車椅子専用スペースも新設され、弱者対策も強化される。この車内リニューアルされたスカイライナーは、平成13年12月11日より営業が開始される予定で、平成15年度までには7編成すべてのリニューアルが完了するようである。(平成13年11月22日 記)


:平成13年9月―     元京成3175Fついに解体
 北総で7071−7074として活躍し、今年の4月に廃車されて宗吾車庫内で休車状態となっていた元京成3175−3178が、ついに9月中旬の時点で解体中なのを確認した。解体はすでにかなり進んでいる様子で、おそらく8月以前に開始されたものと思われる。なぜ廃車後しばらく留置されていたかは謎である。(平成13年9月17日 記)


:平成13年9月15日  京成線・北総公団線ダイヤ改正
  押上線八広駅の追抜設備が完成したことに伴い、京成線と北総公団線から都営浅草線への直通や京急線羽田空港アクセスが強化された。なお、当然のことながら都営浅草線・京急線も同時にダイヤ改正されている。(平成13年9月17日 記)


:平成13年8月16日  9月15日ダイヤ改正の詳細発表
  今回のダイヤ改正は、押上線の八広駅で進められてきた追抜設備が完成したことに伴う、平日朝ラッシュ時の押上線の混雑緩和や速達性向上が主な内容となっている。そのほか、

が今回の改正点である。残念ながら京成本線でのスピードアップはまったく予定されていないが、特急の増発により時間帯や区間によっては所要時間が短縮される場合もあるものと思われる。詳細は京成ホームページのダイヤ改正情報(http://www.keisei.co.jp/keisei/kouhou/news/13-041/index.htm)へ


:平成13年8月12日  3700形3851Fが営業運転を開始
  平成13年度は、3700形8両編成1本と6両編成2本計20両の増備が予定されているが、そのうち3851〜3858の8両編成1本が8月12日より営業運転を開始した。平成13年1月に増備された3841Fに比べ、若干の変更点がある。詳しくはこちら(平成13年8月18日 記)


:平成13年6月21日  新京成電鉄でレトロカラーの列車運行開始
  新京成電鉄では、8000形6両編成1本をなつかしいマルーンとキャンディピンクのカラーに再現して運行を開始させた。対象車両は1次車である8501Fで、運行期間は約4年間である。車体側面にはつばめ人形“しんちゃん”のマスコットが付けられ、車内シートの背もたれにも、座席定員単位で“しんちゃん”が貼り付けられている。さらに詳しいことは“雑録あれこれ”へ・・・(平成13年6月23日 記)

画像:新京成8502レトロカラー初富駅 レトロカラーに再現された8502以下6連

:平成13年6月4日  インターネットでスカイライナーの座席予約が可能に
  平成13年2月より、携帯電話からスカイライナーの座席予約が可能になったが、今度はパソコンから予約できるようになった。京成電鉄のホームページにアクセスし、ほぼ画面中央に表示されている「スカイライナー予約サービス」をクリックすれば、簡単に座席予約が可能である。
 アドレスは http://www.keisei.co.jp/ (平成13年6月4日 記)


:平成13年5月25日  平成13年度事業計画発表
 
京成から平成13年度の事業計画が発表された。それによると、車両関係では3700形6両編成2本と8両編成1本の、計20両が増備される模様である。また、スカイライナーAE100形2編成について、客室内のリニューアルも予定されている。ちなみに、3500形更新の件に関して一切触れられていないのは不思議である。(平成13年5月28日 記)


:平成13年4月―    京成に返却された北総7071F
 元京成3175−3178で、北総にリースされて活躍していた7071−7074の4両が、最後の京成3150形3159Fのリースによって引退し京成に返却された。この4両は北総7055F(京成時代番号3167−3170)の廃車に伴い、その代替として平成10年9月にリースされたもので、同社での活躍はおよそ2年半であった。なお、廃車から1か月以上が経過した5月下旬の時点では、まだ宗吾車庫内に留置されたままである。(平成13年5月25日 記)

画像:北総7071F廃 画像:北総7073廃
宗吾車庫にて休車状態となっている北総7071Fと、そのうちの7073(右)・・・5月下旬撮影

:平成13年4月―    3150形がついに全廃
 平成7年10月に廃車(他社へのリース)が始まり、以後着々と両数を減らし続けてきた3150形であるが、このたび最後まで京成車として残っていた3159F4両編成1本が廃車となり、北総開発鉄道へリースされた。これにより3150形は形式消滅となり、京成赤電グループは3200形・3300形の2形式を残すのみとなった。また、この移動により平成10年9月にすでに北総にリースされていた7071F(京成時代番号3175-3178)が京成に返却され、宗吾車庫内に留置されている。(平成13年5月14日 記) 
画像:3162廃 全廃となってしまった3150形(写真は3162)

:平成13年4月1日  京成グループマークを導入
  京成グループ82社では、4月1日から「京成グループマーク」を導入する。それに先立ち、1か月ほど前より電車の側面にグループマークの貼り付けが急ピッチで行われている。(平成13年3月17日 記)

画像:グループマーク3448 一斉に貼り付けられた京成グループマーク(写真は3448)

:平成13年3月17日 全駅の自動券売機で新・旧500円硬貨と2,000円紙幣が使用可能に
  偽造硬貨による犯罪を防止する目的で、長らく500円硬貨の使用が制限されていたが、ようやく全駅のすべての自動券売機で新・旧500円硬貨が使えるようになった。同時に、設置されているすべての自動清算機でも新・旧500円硬貨が使えるようになったほか、高額紙幣対応の自動券売機・自動清算機では2000円紙幣も使用可能になった。新・旧500円硬貨と2,000円紙幣が全駅の自動券売機で使えるようになったのは、同日の時点で首都圏の鉄道会社では初めてのことのようである。(平成13年3月17日 記)


:平成13年2月5日 iモード版サイト 「空港アクセスナビ@京成」 開設
  京成電鉄のいろいろな情報が、携帯電話で閲覧できるようになった。電車や高速バスの時刻表・運賃のほか、沿線のショッピング・レジャー情報、成田・羽田両空港へのアクセスやフライト情報などを提供している。そればかりか、スカイライナーの座席予約までできてしまうということである。携帯電話による列車の座席予約サービスは日本初のようだ。
 アドレスは http://www.ec.keisei.co.jp/i/ (平成13年2月7日 記)


:平成13年1月21日 21世紀初の新造車 3700形3841〜3848が営業運転を開始
  21世紀早々に平成12年度分の3700形8両編成1本が増備された。平成11年度に従来の3700形に改良を加え、初の6両固定編成となった3821F・3831Fが増備されたが、今回の3841Fはそれらの改良車と同じ内容で、再び8両編成となって登場した。そのため、6両固定編成車では実現されなかったエアポート快速特急や急行としての京急乗り入れも、改良車として初めて実現することになった。(平成13年1月29日 記)


:平成12年12月3日〜9日 都営地下鉄浅草線・京成線相互乗り入れ40周年記念列車を運行
  昭和35年12月4日、日本で初めてとなる地下鉄(都営浅草線)と郊外電車(京成線)との相互直通運転が開始された。今年はそのプロジェクトからちょうど40年目にあたり、12月3日〜9日にかけて記念列車が運行された。京成の対象車は、3201Fと3205Fをこの記念列車の運行のためにつなげて8両とした編成で、前面にはヘッドマークも取付けられた。また、この編成は12月3日のイベント列車にも使用され、京成の募集によって参加した乗客が都営地下鉄馬込検修場に集合し、その参加者を乗せて宗吾車両基地まで走行した。押上駅では到着・出発式も行われた。(注:この記事は20世紀末のものです/平成12年12月5日 記)


このページに掲載されている画像・文章等、全ての内容の無断転載を禁止します

inserted by FC2 system