JRグループ;なつかしの国鉄時代
管理人SSは国鉄時代に撮影した画像をあまり所有していないのですが、当HPをいつもご覧になっている方から、当時の画像を多数提供していただきました。SSの画像も一部含みますが、ここではおもに提供していただいた国鉄時代撮影の車両画像を中心にご紹介したいと思います。なお、明記がない画像はSSの撮影です。

上野駅発着在来線列車その5

画像:181系/特急「とき」上野方
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画像:181系/特急「とき」新潟方
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■画像データ
車両形式:181系「特急とき」
撮影年月:調査中/撮影場所:上野駅

レッドラインさんのコメント
181系ときの同一編成の各方クハです。このころはかなり末期のころで、当時10往復以上あったなかでわずか数本の運用になっていたころです。両端のクハともに、補助ワイパーの撤去後がかろうじて確認出来ることから当初から181系として新製されたクハ181ー100番台と推測できます。イラストヘッドマークもボンネットの為面積が広く緑地が鮮やかですね。新潟方面という過酷な運用に、連結器カバーもぼろぼろです。全て、雪害、凍害が原因だと言われています。それにしても151系直系の、直流特急の元祖です。貫禄あります。

※画像提供:レッドラインさん
画像:181系/特急「とき」上野方
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画像:181系/特急「とき」新潟方
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■画像データ
車両形式:189系「特急あさま」
撮影年月:調査中/撮影場所:上野駅

レッドラインさんのコメント
特急「あさま」です。多大運用の上野特急としては、本当に最後の最後まで活躍したことはまだつい最近のように感じられます。黄金時代の生き残りとしての長野新幹線開業までの走りっぷりは見事でした。これはもちろんオリジナル時代のものです。
1枚は単独で写っている物ですが、もう1枚はうっすら雪がかかっており、しかも今はもう見られないクモユニ(64?or74?)と並んでおりこちらも雪をかぶっております。当時はなぜか雪かぶり写真が一番カッコ良い、良い被写体と言われているものでした。


※画像提供:レッドラインさん

165系中間車

画像:165系1/急行「東海」■画像データ
車両形式:モハ165系1「急行東海」
撮影年月:昭和60年ごろ/撮影場所:東京駅

レッドラインさんのコメント
急行「東海」の中間車で、165系中最も希少な形式モハ165です。大垣電車区のみに所属した中間車のパンタなしモハで、この車両のおかげで一部の東海編成は先頭部と中間車が向かい合うことのない綺麗な組成を見せてくれていました。
↑画像提供:レッドラインさん
画像:165系107/急行「東海」■画像データ
車両形式:サロ165系107「急行東海」
撮影年月:昭和60年ごろ/撮影場所:東京駅

レッドラインさんのコメント
上の写真と同編成内のサロ165系です。おそらくこの2枚の中間車は、165系の中でもとくに希少な車両であったためにわざわざ撮ったのだと思います。見た目は普通のサロですが冷房装置をご覧ください。165系でも初期型のみに搭載される、角形分散装置のAU−12型を搭載しています。奥側のサロ、そして上の写真のモハ165系1は急行型で標準になったAU−13を搭載しているので、見比べていただくとその形態の違いが伺えると思います。
↑画像提供:レッドラインさん

上野駅発着在来線列車その4

画像:クハ481系/特急「あいづ」■画像データ
車両形式:クハ481系「特急あいづ」会津側先頭車
撮影年月:昭和55年ごろ/撮影場所:上野駅

レッドラインさんのコメント
これは「特急あいづ」会津方面側の先頭車です。当時ボンネット車は当たり前の様に見る事ができたものでした。
↑画像提供:レッドラインさん
画像:クロ481系/特急「あいづ」■画像データ
車両形式:クロ481系「特急あいづ」上野側先頭車
撮影年月:昭和55年ごろ/撮影場所:上野駅

レッドラインさんのコメント
上と同一編成の上野方先頭車です。こちらもボンネット車でしたが側窓を御覧下さい。良く見ると小窓がならんでおります。こちらはクハではなくクロ481です。当時仙台区ではクロ組み込み編成、サロ組み込み編成がありクロ編成は、「ひたち」「あいづ」と「ひばり」の一部に使用されていました。「ひたち」と「あいづ」は通常はクロ組み込み編成のみ使用でしたが、あれだけ本数のあった特急黄金時代ですから、サロ組み込み編成での運用もけっこうあったようです。
↑画像提供:レッドラインさん
画像:クロ481系/特急「ひたち」■画像データ
車両形式:クロ481系「特急ひたち」上野側先頭車
撮影年月:昭和55年ごろ/撮影場所:上野駅

レッドラインさんのコメント
こちらもクロ481の写真です。こちらも側面に特急グリーン車独特の小窓がならんでおります。ヘッドマークがテープで修整されているのが愛嬌です。
↑画像提供:レッドラインさん
画像:クハ481系200番台/特急「ひたち」■画像データ
車両形式:クハ481系200番台「特急ひたち」平側先頭車
撮影年月:昭和55年ごろ/撮影場所:上野駅

レッドラインさんのコメント
上と同一編成の下り方先頭車です。こちらは貫通型のクハ481-200番台です。当時は非貫通形、貫通形、ボンネット形の先頭車が入り乱れていて、両端が同一型で揃えられているもの、上り、下り各方で異なるものなど、編成はバラエティに富んでしました。
↑画像提供:レッドラインさん

上野駅発着在来線列車その3

画像:185系200番台/新特急「なすの」
↑画像提供:レッドラインさん
■画像データ
車両形式:185系200番台「新特急なすの」
撮影年月:昭和60年ごろ/撮影場所:上野駅

レッドラインさんのコメント
この185系200番台は現在では塗装が変わっていますし、マークも現在は異なるので、他の特急よりは地味ですが記念になると思います。
画像:485系/特急「つばさ」
↑画像提供:レッドラインさん
■画像データ
車両形式:485系「特急つばさ号」
撮影年月:昭和60年ごろ/撮影場所:上野駅

レッドラインさんのコメント
485系「つばさ」です。この頃は奥羽方面連絡特急に切り替わっていたので、全盛期よりは若干編成が短くなったものです。
画像:185系/特急「鳥海」
↑画像提供:レッドラインさん
■画像データ
車両形式:485系「特急鳥海号」
撮影年月:昭和60年ごろ/撮影場所:上野駅

レッドラインさんのコメント
485系「鳥海」です。これは東北新幹線開業後では唯一の昼間の東北方面青森行き特急で、1日1往復の貴重な存在でした。確か1年ちょっとで消滅したはずです。
画像:489系/特急「白山」
↑画像提供:レッドラインさん
■画像データ
車両形式:489系「特急白山号」
撮影年月:昭和60年ごろ/撮影場所:上野駅

レッドラインさんのコメント
489系「白山」です。このころの白山はおもに貫通型、非貫通型の編成が用いられることがほとんどだった覚えがあります。少々ピンぼけなのが残念です。

上野駅発着在来線列車その2

画像:189系0番台/特急「そよかぜ」
↑画像提供:レッドラインさん
■画像データ
車両形式:489系0番台(489-3?)「特急そよかぜ号」
撮影年月:昭和60年ごろ/撮影場所:上野駅

レッドラインさんのコメント
特急「そよかぜ」として活躍していたクハ489系0番台です。「そよかぜ」は登場から最後まで臨時特急でした。使用されたのはおもに直流形で、増発分などは489系が使用されましたが、新幹線開業後のこの当時、189系はあさま増便で手一杯、183系はとき消滅によりこの線からは不在、185系も新幹線上野開業後には余分な編成は転属および新特急増発で手一杯ということで、「はくたか」消滅、「白山」減便により運用に余裕がある489系に主役がまわってきたものでした。理由は覚えていないのですが、この日489系のボンネット車が運用に付くことが公に知れており、これを狙って上野に出向いたのでした(運用の都合上、ボンネット編成投入しかありえないという状況だったような?)。JNRマークも誇らしげで、運転手さんがサービスでライトを点灯してくれています。
画像:189系500番台/特急「そよかぜ」A
画像:189系500番台/特急「そよかぜ」B
↑画像提供(2枚):レッドラインさん
■画像データ
車両形式:489系500番台「特急そよかぜ号」
撮影年月:昭和60年ごろ
撮影場所:上野駅

レッドラインさんのコメント
この2枚は、上と同じ特急「そよかぜ」のクハ489系500番台側です。補機機関車連結の為の装備が勇ましいですね。やはり特急形はボンネットの方が迫力を感じます。両先頭ともにイラスト入りではない文字のみのヘッドマークなのでとてもよい写真になりました。撮影当時、ボンネット車両の写真はこのそよかぜが一番のお気に入りだった事を覚えております。

上野駅発着在来線列車その1

画像:169系/急行「軽井沢」
画像:169系/急行「軽井沢」サボ
↑画像提供(2枚):レッドラインさん
■画像データ
車両形式:169系「急行軽井沢号」
撮影年月:昭和60年ごろ
撮影場所:上野駅

レッドラインさんのコメント
この2枚は、上の特急「そよかぜ」を撮影したのと同じ日に、臨時で運行された急行「軽井沢」の169系です。後悔すべきは、当日そよかぜに夢中で、この急行列車の撮影をここに提供した2枚のみで終わらせてしまった事です。もっと撮っておけばよかったと今さらながらに後悔しております。

101系トンネル対策車

画像:101系800番台
画像:101系800番台パンタ部
↑画像提供(2枚):レッドラインさん
■画像データ
車両形式:101系800番台
撮影年月:昭和60年ごろ
撮影場所:津田沼駅

レッドラインさんのコメント
これは101系800番台という中央線用のトンネル対策車で、一時的に総武線で活躍していたときの様子です。この車両が総武線にやってきたエピソードはよく覚えております。当時は山手線に205系が続々と投入されている時期で、ねん出された103系はおもに総武線、常磐快速線、京浜線、赤羽(現.埼京)線に投入され、その次に武蔵野線へといった状況でしたが、すでに武蔵野線で活躍していた101系1000番台のうち、103系の投入に間に合わないまま検査切れとなってしまう車両が発生してしまいました。そのため緊急に別の車両の投入が必要になりましたが、武蔵野線では不燃対策を施さなければ走行不可能なため他線区101系の投入は無理。そこで、淘汰途中とはいえ101系がまだ走っていた総武線津田沼電車区(当時)に、中央線の101系800番台を一時的に転属させたうえ、不燃基準が新製時より合致している総武線の103系をねん出し、カナリア色のまま武蔵野線に投入して急場を凌いだといったエピソードがあります。そんなことから総武線で活躍する機会を得た101系800番台ですが、急場の転属によりオレンジ色のままステッカーを貼った状態で活躍している様子が伺えると思います。パンタグラフがある低屋根部分に設置された、長方形のベンチレーターが大きな特徴といえるでしょう。覚えている限りでは総武線での活躍期間は1年にも満たなかったはずで、総武線での役目を終えて返却された後、ほどなく廃車になってしまった模様です。

山手線車両の世代交代

画像:山手線103系A■画像データ
車両形式:103系
撮影年月:昭和60年ごろ
撮影場所:上野駅

レッドラインさんのコメント
国鉄時代の山手線の様子です。撮影をしたのは、確か昭和60年ごろの205系投入の過度期で、このころは103系と205系が半々の確率でやってきました。やはりオリジナル状態の車両はいいものですね。

↑画像提供:レッドラインさん

画像:山手線103系B■画像データ
車両形式:103系
撮影年月:昭和60年ごろ
撮影場所:御徒町〜上野
↑画像提供:レッドラインさん

画像:山手線205系■画像データ
車両形式:205系
撮影年月:昭和60年ごろ
撮影場所:上野駅

■コメント
103系の置き換え用として投入された直後の205系です。国鉄としては画期的な軽量ステンレス車体や、低コストで省エネが図れる制御装置などが話題を呼びました。今となってはこの205系すら山手線から消えようとしていますが・・・。
↑画像提供:レッドラインさん

画像:山手線103系+205系■画像データ
車両形式:103系+205系
撮影年月:昭和60年ごろ
撮影場所:東京駅

レッドラインさんのコメント
103系と205系の並びです。若干ピンぼけなのが惜しまれますが、置き換え途中の貴重な記録にはなったと思います。
↑画像提供:レッドラインさん


113系非冷房時代

画像:房総各線113系非冷房車■画像データ
車両形式:113系非冷房車
撮影年月:昭和60年ごろ
撮影場所:幕張〜新検見川間

レッドラインさんのコメント
デカ目ライトの113系非冷房回送列車です。この時は真夏ではなかったはずですが、一部車両の側窓が全開に近い状態です。

↑画像提供:レッドラインさん


総武線201系

画像:総武線201系塗色変更前■画像データ
車両形式:201系試作車
撮影年月:昭和60年ごろ
撮影場所:幕張〜新検見川間

レッドラインさんのコメント
総武線に転属して間もないころの201系試作車です。側面の戸袋窓の大きさ、運用番号幕が白地に黒文字という観点から試作車とわかります。まだ塗装変更前なので、そこそこレアな感じです(笑)。
↑画像提供:レッドラインさん


総武線の並走シーン

画像:総武線101系+113系1000番台■画像データ
車両形式:101系+113系1000番台
撮影年月:昭和60年ごろ
撮影場所:幕張〜新検見川間

レッドラインさんのコメント
101系と113系1000番台の並走です。101系はライトが2灯化されています。いっぽう、113系1000番台は冷房準備車で、ともに時代を感じさせられる車両です。
↑画像提供:レッドラインさん


京葉線暫定開業当日の103系

画像:京葉線開業当日103系■画像データ
車両形式:103系低運転台型
撮影年月:昭和61年3月3日
撮影場所:検見川浜駅

レッドラインさんのコメント
この写真は、京葉線が暫定開業した当日に検見川浜駅にて撮影したクモハ103系低運転台非冷房車です。残念ながら車両番号の記録は残っていません。クモハであることは、最前部戸袋窓上部にあるMG用ルーバーで判別がつきます。この当時は、京浜東北線から転属してきた6+4による10両編成の6連側がメインで使用されていました。ちなみにこの当時、幕張にある車庫は津田沼電車区の出張所扱いでしたので、車体下部所属表記も「千ツヌ」となっています。

↑画像提供:レッドラインさん
画像:京葉線開業記念乗車券
レッドラインさんのコメント
こちらは開業記念切符です。「あなたが運転手です。スイッチを押して下さい。」と切符中央に書かれており、ここを押すと前照灯の発光ダイオードが光って「ハッピーバースデートゥーユー」のメロディが流れるのですが、押してみてびっくり!10年以上経っているのに作動しました。

↑画像提供:レッドラインさん


思い出の房総急行

画像:165系/房総急行「青い海」■画像データ
車両形式:165系「青い海号」
撮影年月:昭和60年ごろ
撮影場所:幕張〜新検見川間

レッドラインさんのコメント
幕張電車区の165系による臨時快速「青い海」です。
↑画像提供:レッドラインさん

画像:169系/房総急行「なぎさ」■画像データ
車両形式:169系「なぎさ号」
撮影年月:昭和60年ごろ
撮影場所:幕張〜新検見川間

レッドラインさんのコメント
この当時、幕張電車区にあった165系のうちの6両は、すでにお座敷電車「なのはな」に改造されていますので、幕張区の車両だけではまかないきれず、この臨時快速「なぎさ」は、中央線方面の電車区からの借り入れによる169系で運転されました。
↑画像提供:レッドラインさん

画像:153系/房総急行「犬吠」■画像データ
車両形式:153系低運転台型「犬吠号」
撮影年月:昭和55年ごろ
撮影場所:秋葉原駅

画像:153系/房総急行「鹿島」
■画像データ
車両形式:153系低運転型「鹿島号」
撮影年月:昭和55年ごろ
撮影場所:津田沼駅

■コメント
房総急行として活躍していたころの153系です。153系は、国鉄新性能通勤車101系をベースに開発された中距離用電車として昭和33年に東海道線でデビューし、俗に「東海型」とも呼ばれ、オレンジ一色の前面が特徴となっていました。なお、房総急行は昭和57年に廃止され、153系自体も国鉄時代に形式消滅となっています。画像の車両は、両車ともに153系の中でも初期の低運転台タイプで、そのうえ原型のデカ目ライトとマニアにとってはたまらない形態ではないでしょうか(笑)。


総武線101系

画像:総武線101系画像データ
車両形式:101系
撮影年月:昭和60年ごろ
撮影場所:幕張〜新検見川間

■コメント
レッドラインさんから提供していただいた101系の画像です。管理人SSが撮影したこの下の101系の画像よりも近年のものですが、やはり原型ライトとなっています。
↑画像提供:レッドラインさん

画像:総武線101系■画像データ
車両形式:101系
撮影年月:昭和55年ごろ
撮影場所:津田沼〜幕張

■コメント
総武線各駅停車として活躍していたころの101系です。まだ原型ライトを残しています。昭和63年11月30日に総武線から非冷房のまま廃車されました。


総武快速線113系1000番台

画像:総武快速線113系1000番台■画像データ
車両形式:113系1000番台
撮影年月:昭和62年ごろ
撮影場所:西船橋〜船橋

■コメント
昭和47年7月15日の総武快速線開業時に新製投入された113系地下線乗り入れ仕様車です。しばらくの間、総武快速の顔≠ニして活躍してきましたが、E217系の増備により平成11年12月3日をもって総武線千葉以西からは姿を消しました。しかし、千葉以遠各線の各駅停車としては健在です。


総武線 津田沼〜千葉間 複線時代

画像:総武線鷺沼台付近■コメント
昭和55年ごろに習志野市鷺沼台付近で撮影した総武線の様子です。右側の上り快速電車は緩行線と同じ線路を走行しています。そして、左側の下り普通電車が走行している線路が、現在は上り快速線になっています。同区間は昭和56年7月6日に複々線化されましたが、この画像の時点ではすでにそのための工事が始まっています。


昭和62年ごろの西船橋付近

画像:総武線西船付近■コメント
昭和62年ごろに西船橋付近で撮影したものです。このころの総武線は、まさに103系・113系全盛時代といった感じでした。しかし、平成11年12月上旬の113系の全廃に続き、平成13年3月下旬には緩行線の103系も姿を消してしまいました。現在この付近は貨物ヤードの撤去や、東葉高速線の乗り入れなどにより、若干変化しています。とくに、手前の総武快速下り線は撤去され、現在ではもっと内側を走行しています。


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